予防接種/ワクチン|中央町レディースクリニック|北九州市八幡東区の産婦人科

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中央町レディースクリニック

予防接種/ワクチン

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予防接種

“予防接種の様子”

当院ではHPVワクチンの接種を行っています。
HPVワクチンはヒトパピローマウイルスによる感染を予防するためのワクチンです。HPVは、子宮頸がんやその他のがん、さらには性器いぼ(尖圭コンジローマ)を引き起こすウイルスであり、性行為を通じて感染することが多いとされています。
接種の前に厚生労働省リーフレットを参照ください

HPVワクチンの目的

HPVワクチンは、以下の病気のリスクを減少させるために接種されます

  • 子宮頸がん:HPV16型と18型が子宮頸がんの約70%を占めるとされています。
  • 性器いぼ(尖圭コンジローマ):HPV6型や11型による感染で発生します。
  • 喉頭がん、肛門がん:これらもHPVが関与することがあります。

接種の対象

HPVワクチンは、以下の対象者に推奨されています

  • 中学1年生から高校1年生の女子(無料で接種できる公費接種)
  • 平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性(キャッチアップ接種、公費接種)
  • 上記の公費接種の時期を過ぎた方でも、任意接種としてHPVワクチンを接種することは可能です。ただし、この場合、予防接種法に基づく定期接種(公費での接種)の対象ではないため、接種費用は全額自己負担となります。

キャッチアップ接種について

平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。まだ接種を受けていない方に、あらためて、公費でのHPVワクチンの接種の機会が提供されています。

キャッチアップ接種の期間

令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間

※上記の対象者のうち、令和4年4月1日~令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方は、令和8(2026)年3月31日まで、残りの回数も公費で接種できるようになりました。

ワクチンの種類

HPVワクチンにはいくつかのタイプがありますが、日本で使用されるものには以下のものがあります

  • 2価ワクチン(サーバリックス): HPV16型と18型を予防
  • 4価ワクチン(ガーダシル): HPV6型、11型、16型、18型を予防
  • 9価ワクチン(シルガード9): HPV6型、11型、16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型を予防

接種の時期と回数

通常、HPVワクチンは 2回または3回の接種が必要です。接種時期としては、できるだけ早期(特に12歳から16歳の間)が推奨されており、成人してから接種することも可能ですが、早期の接種が最も効果的です。

“ワクチンの接種時期と回数の図解”

副作用

一般的に、HPVワクチンは安全とされていますが、接種後に軽い副作用が現れることもあります。主な副作用としては下記が報告されており、接種後は院内で15-30分経過観察させていただきます。

  • 接種部位の痛みや腫れ
  • 発熱
  • 頭痛や疲れ
  • 稀にアナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)

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